日本声優事業社協議会は、業界の健全な発展に寄与し、声優文化を大切に守ります。
日本語吹替えと言う文化と共に、
『声優』という職業が生まれて半世紀の時がたちました。
その時間の中で、先輩諸氏のみなさまのたゆまぬ努力のおかげで
『声優』は着実に進歩発展をとげました。
外画吹替、アニメーション、ゲーム、ラジオ、歌・・・等
その仕事は数え切れないほどの多岐に広がっております。
また、子供たちの憧れの職業に挙げられるまでに『声優』は成長しました。
しかしその一方、今日では『声優』の周りには、
様々な解決すべき問題が発生してきております。
そのような中、諸問題に立ち向かい、また、
このみなさまに大きく育てられた『声優』を
次の世代に正しく伝え、より大きく育てるために
『声優』と共に歩んでまいりました我々声優事業社が一致団結し
この度、「日本声優事業社協議会」を設立するに至りました。
わずかばかりの力ではございますが、さらなる『声優』の発展の力添えに
なれますように精一杯努力していく所存です。
みなさまのご支援、ご鞭撻をこころよりお願い申し上げます。
1. 声事協は、業界の健全な発展に寄与し、声優文化を大切に守ります。
(音声連、日俳連と協調し、更なる業界の飛躍を目指します。)
1. 声事協は、次世代のルールの創造・確立を目指します。
(様々なジャンルの出演形態を明確にします)
1. 声事協は、新人、中堅マネージャーの育成、教育をします。
(スタッフ・キャストの共同研修会、等の実施をします。)
1. 声事協は、社会貢献、社会還元を目的に事業を営みます。
(声優アワード支援、東京国際アニメフェア参加、各種ボランティア、
チャリティーイベントを実施)
1. 声事協は、業界の情報を共有しスムーズな出演業務の確立を目指します。
(諸問題を共同認識し、解決します。)
1. 声事協は、様々な協会・団体と共生します。
「運営向上委員会」の設置
声事協では、ハラスメント問題の解決に向け、協議会内に
「運営向上委員会」を設け、様々な問題と向かい合っています。
但し、直接的な解決を当協議会が行う事はありません。
その理由は
1.都道府県労働局や法テラスのように、公的に認められた相談窓口では無い。
2.一方的なお話しだけでは、判断が難しい。
3.個人情報の守秘義務がある。
弱い立場の相談者からお話しを聞き、適切な相談窓口を紹介する事によって
問題解決に進んでおります。
業界内でのハラスメントセミナーの実施
★2019年度「ハラスメントセミナー」
協議会を含む業界内でハラスメントセミナーを行いました。
ハラスメントの本質を 俳優さん、声事協のメンバーを含む
業界内に理解して頂く事を進めております。
★2020年度「アンガーマネジメントセミナー」
ハラスメントに結びつきやすいアンガーマネジメントも
セミナーを行いました。
勿論、セミナーを行ったから全て解決とは考えておりませんが、
繰り返しの意識付けを続けていく所存です。